廃棄物区分1
1 廃棄物の種類
ゴミ、つまり廃棄物を分別すると、右の図のようになります。
事業活動によって、排出されるゴミは赤い線で囲まれている、事業系ゴミと産業廃棄物、特別管理産業廃棄物となります。事業系ゴミは一般廃棄物として区分されている理由は、「従業員がオフィスなどで捨てた、飲料用ペットボトル」や書類をシュレッダーにかけたときに出る「紙くず」などが、産業廃棄物に区分されないためです(詳しくは次ページ表)。
産業廃棄物は、事業活動に伴って生じた廃棄物のことで、燃え殻、汚泥、がれき類などを含めた20種類を指しています。特別管理産業廃棄物とは、産業廃棄物の中でも、爆発性、毒性、感染性のある廃棄物を言います。
特別管理一般廃棄物は、廃家電製品に含まれるPCB使用部品、ゴミ処理施設の集じん施設で集められたばいじん、感染性一般廃棄物などを指して呼びます。PCBとはポリ塩化ビフェニルのことで、人体に対する毒性が強く、脂肪組織に蓄積しやすいとされています。発がん性があり、また皮膚障害、内臓障害やホルモン異常を引き起こすために、特別管理されています。
実例として、カネミ油症事件の「黒い赤ちゃん」は全国に衝撃を与え、事件の象徴となりました。
2 特別管理産業廃棄物を処分
廃棄物処理法では、産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他の人の健康、または生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性質を持っている廃棄物を、特別管理産業廃棄物として区別して、処理方法などが別に定められています。
特別管理産業廃棄物は、排出の段階から処理されるまでの間、常に注意して取り扱わなければならないものとして、「感染性廃棄物」、「廃石綿(アスベスト)など」や「水銀を含む汚泥」などが定められています。特別管理産業廃棄物は、その排出業者に「特別管理産業廃棄物管理責任者」の設置が必要など、いわゆる普通の産業廃棄物より厳しい処理体型が定められていて、処理業の許可も特別なものになっています。
3 特別管理産業廃棄物管理責任者の資格要件など
◇感染性産業廃棄物を排出する事業所の場合
資格(学校区分) |
課程 |
終了科目、学科 |
用件(必要年数など) |
医師、歯科医師、薬剤師、獣医師 |
特になし |
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環境衛生指導員 |
特になし |
2年以上 |
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大学、高専 |
医学、薬学、保険学 |
特になし |
卒業者又は同等以上の |
◇感染性産業廃棄物以外を排出する事業所の場合
資格(学校区分) |
課程 |
終了科目、学科 |
用件(必要年数など) |
環境衛生指導員 |
特になし |
2年以上 |
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大学 |
理学、薬学、工学、農学 |
衛生工学、化学工学 |
卒業後 |
理学、薬学、工学、農学 |
衛生工学 |
卒業後 |
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短期大学、高専 |
理学、薬学、工学、農学 |
衛生工学、化学工学 |
卒業後 |
衛生工学 |
卒業後 |
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高校、中学 |
特になし |
土木科、科学科 |
卒業後 |
理学、工学、農学 |
卒業後 |
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特になし |
卒業後 |
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これらと同等以上の知識を有すると認められる者 |
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